投稿日:2024年09月13日
最終更新日:

比較記事_20240906

マネースクエア(トラリピ)、松井証券(MatsuiFX)、 インヴァスト証券(トライオートFX)など自動売買を利用可能な証券会社が増えてきています。

結局、トラリピ、松井FX、 トライオートFXのどれがいいの?

という疑問にお答えします。

この記事は、トラリピ、松井FX、トライオートFXの3種類のFX自動売買サービスの実際の運用成績による比較記事です。

「やっぱり証券会社選び切れない!」などの
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※いただいたコメントは全て拝見し
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結論

2024年9月6日時点のblogminihomerのおすすめするFX自動売買サービスは

トライオートFX
インヴァスト証券「トライオートFX」


です

理由は、ついに手数料が撤廃されたためです。

また、売買設定の自由度の高さやWebサイト・アプリの使い勝手の点で、トライオートFXがおススメです。

最初に触っていただくのはトライオートFXが最適です!


それでは、今週の運用実績をみていきましょう

目次


1.FX自動売買の始め方


まずは以下の記事から口座開設手順を確認しましょう。

FX自動売買を始めるには証券会社に口座を持つことがスタートになりますからね。

スタートの手続きがややこしかったり、時間がかかるのかという点も比較の対象とします。

その点、各社の口座開設のWebページは、いずれも丁寧に入力を誘導してくれて、初めての方でも迷うことなく口座開設を進められます。

口座開設の手順はトラリピ、松井FX、トライオートFXで大きな差はありません

各社の口座開設手順

トラリピFX(マネースクエア)の口座開設手順
― トラリピFX(マネースクエア)の口座開設手順を画像多めに紹介します。


MATSUIFX(松井証券)の口座開設手順
― 松井証券でFX口座を手順を画像多めに紹介しています。


トライオートFXの口座開設手順
― トライオートFX(インヴァスト証券)の口座開設手順を画像多めに紹介します。





2.トラリピ×松井FX×トライオートFX運用実績比較について


「トラリピ×松井FX×トライオートFXの運用実績比較」の方法について説明します。

トラリピ×松井FX×トライオートFX運用実績比較の考え方

FX自動売買の比較記事は数多くあります。

他のブログと同じことをしても差別化は難しいです。

かと言ってblogminihomerには、潤沢な資金も、豊富な知識も、高尚なバックグラウンドもありません。

そんな私が考えたのが、この「運用実績比較」です。

全く同じ設定、同じ開始タイミングで、実際の運用成果を比較していく中で、約定力、手数料、スワップポイントなどの違いを炙り出し、ついでにユーザーインタフェースや提供されている情報なども考察していこうと思います。

2024年1月1日(正確には1月2日)の新年の取引が開始されるタイミングで、マネースクエアのトラリピ、松井証券の松井FX、インヴァスト証券のトライオートFXの3つの自動売買サービスで運用を開始しました。

設定には、トライオートFXで初心者向けに公開されている以下の記事で紹介している自動売買グループ「初心者_豪ドル/NZドル」と同一設定(松井FXは通貨単位が1/10です)を採用しています。

【FX自動売買グループ設定】初心者_豪ドル/NZドル(資金目安10万円)(旧公式自動売買グループ)



実際の運用実績なので運用結果は恣意的なものになりませんので、是非ご参考にしてください。

この後、設定については説明していきます。

以下で、トラリピ、松井FX、トライオートFXそれぞれの設定手順も紹介していますので、ご参考にしてみてください。

各社の設定手順参考

トラリピの設定参考

ートラリピで「初心者_豪ドル/NZドル」を運用しています。


松井FXの設定参考

ーmatsuifxで豪ドル/NZドル×ユーロ/英ポンドの極少額資金・両建て・狭小レンジ幅で細かく刻み利益を積み上げてます。極少額ではじめたい方是非!


トライオートFXの設定参考

ー初めての方向け「初心者_豪ドル/NZドル」「初心者_ユーロ/英ポンド」「初心者_米ドル/カナダドル」の運用成績公開中です。


また、以下の記事で、今回対象としているトライオートFXの「初心者_豪ドル/NZドル」の自動売買グループにおける過去20年間での最大損失額を考察しております。

含み損について不安を持たれている方はぜひご参考にしてください。

最大ドローダウン(含み損)確認

【最大ドローダウン考察】AUD/NZD:初心者(公式は流石に考えられてます)
― 「初心者_豪ドル/NZドル」の最大ドローダウン(含み損)を確認できます



3.トラリピ×松井FX×トライオートFXの1週間の利益比較(253日目)


ここからは各社の運用実績を報告していきます。

今週は豪ドル/NZドルが引き続き売りポジションに位置付けています。



今週も各社同じような動きで安定しており、運用上はあまり差が出ない週でした。

トラリピの運用実績

トラリピの運用実績です。

今週は決済注文が2件、新規注文が1件でした。

ここまでの利確総額は先週から+715円の14,780円となりました。


トラリピ週次_20240912_3社比較


評価損益もグラフで集計しています。

確定損益と内数としてスワップポイント、確定損益(面グラフ)に加えて評価損益(黄色ライン)と総合損益(確定損益+評価損益)(水色ライン)を表示してます。

※なお、評価損益の集計は2月の後半から始めているので、評価損益のラインが突然現れたような恰好になっていますが、ご了承ください。

トラリピ_20240912_3社比較



松井FXの運用実績

松井FXの運用実績です。

今週は決済注文が2件、新規注文が1件、ここまでの利確総額は先週から+72.677円の、1691.47となりました。


松井FX週次_20240911_3社比較


 松井FXの場合は、取引通貨数量を1/10、100通貨としています。(トラリピとトライオートは1,000通貨)

ですので、トラリピとトライオートFXと並べて比較する際には、スワップ、売買損益、確定損益それぞれ10倍して比較していくものとします。

松井FXは100円から取引可能と極少額を売りにしているためです


こちらも評価損益を併記しておきます。


松井FX_20240911_3社比較


トライオートFXの運用実績

トライオートFXの運用実績です。

今週はトラリピと同様の決済2件、新規1件。

ここまでの利確総額は先週から+714円の、14,263円となりました。

トラリピ、松井FXと同様に確定損益と内数としてスワップ、売買損益を表示します。

トライオートFXの場合、売買損益には実際は売買手数料が含まれる訳ですが、決済するレンジ幅により調整されるため、売買損益には差が生じない仕組みとなっています。(わかりづらいと思いますので、「FX自動売買の取引手数料について調べてみた(トラリピ・松井FXvsトライオートFX)」で説明しています)

※2024年9月1日よりトライオートFXでも手数料が撤廃されています。今後は手数料においても差が出ないことになります


トライオートFX週次_20240910_3社比較




トライオートFX_20240910_3社比較


3社の累積利確額の比較


そして、トラリピ、松井FX、トライオートFXの週次の累積利確合計をまとめた表が以下になります。(松井FXも同列で比較するため10倍値で比較しています)



トラリピ、松井FX、トライオートFX_20240913

今週は運用開始253日目の稼働実績となります。

今週はトラリピと松井FXとトライオートで注文数に差はありませんでした。

運用が安定してきたのか、運用上の差があまり表れない週が続いています。

運用実績は、松井FX > トラリピ > トライオートFXという様相です。


4.スワップポイント・スプレッド・取引手数料比較


ここでは、2024年8月29日時点の各社のAUD/NZDの売スワップと買スワップのスワップポイントの差、スプレッド、取引手数料を比較してみます。

スワップポイントの差


スワップポイントは売ポジションと買ポジションそれぞれにスワップポイントが設定されますが、ここでは売と買のスワップポイントの差を見ていきます。

なぜならばFX自動売買では売ポジションを持つことも買いポジションを持つこともあり得るため、その差額が運用に影響すると考えるためです。

スワップポイントの差は売買のスワップ同値キャンペーン実施中のトライオートFXが優位です

トラリピ松井FXトライオートFX
スワップポイント差-56.0-49.00.0


<スワップポイント週次集計>

参考として、blogminihomerで取り扱っている各通貨ペアのスワップポイントを週次で集計してみた結果も併せて記載します。

こちらの集計期間は、2024/9/2〜2024/9/6となります。

通貨ペア売/買トラリピ松井FXトライオートFX
USD/JPY
-1918-1656-1820
133013761470
AUD/NZD
2810834
-84-157-34
EUR/GBP
270406595
-326-455-595
USD/CAD
-431-421
383421
USD/CHF
-1196-1306
11611208
EUR/AUD
157105
-437-315
NZD/USD
56762
-182-126-167
CAD/JPY
-1204-959-1050
1113868875

AUD/NZDだけ見ると、トライオートFXがスワップポイント差がないため◎です。

他の通貨ペアまでみてみると、マイナススワップポイントの小ささ、プラススワップの大きさで若干松井FXに軍配があがるようです。

なお、松井証券はスワップポイントが細かく変動しており、マネースクエアとインヴァスト証券はほぼ変化がなくほぼ一定です。

スプレッド


各社のスプレッドを比較します。

2024年9月13日の2時時点での表示スプレッドとしています。

松井FXと トライオートFXでは固定スプレッドが公開されており、アプリなどのレート表などに併記されているものを記載しました。

一方トラリピは固定スプレッドではないため、レートの変動のように常にスプレッドも変動しているようですので、2時の確認時点のある瞬間のスプレッドをレートから算出しています。


トラリピ松井FXトライオートFX
スプレッド62.54.5


<他通貨ペアの状況>

参考にblogminihomerで取り扱っている他の通貨ペアのスプレッドも一覧してみます。

こう見ると、松井FXのスプレッドの狭さが際立ちますね。

トラリピは固定スプレッドでないために、注文の役定に他社と差が出るのではないかと睨んでいるのですが、今日は顕著に差が表れてます。


通貨ペアトラリピ松井FXトライオートFX
USD/JPY4.10.23.3
AUD/NZD62.54.5
EUR/GBP5.11.13.7
USD/CAD33.8
USD/CHF1.74
EUR/AUD1.64
NZD/USD8.11.74
CAD/JPY71.73.9


AUD/NZDだけ見ると、今週はスプレッドでは松井FXが◎と言えます

トライオートFXも今週はスプレッドが大幅にひろがっています。

取引手数料


取引に際しての手数料です。

※2024年9月1日よりトライオートFXでも手数料が撤廃されています。

 手数料では差が出ないことになりました。


トラリピと松井FXとトライオートFXのいずれも基本的には取引手数料は0円です。

トラリピ松井FXトライオートFX
取引手数料0円0円0円


5.その他(アプリの使い勝手・見易さ・売買設定など)


また、実際の運用時に大きく影響する売買設定の容易さやアプリの使い勝手なども3社で違いがあります。

アプリからの売買設定や状況確認をすることが多くなると思いますので、アプリの見かけなどを比較してみますね。

ここは私の完全な主観での比較となりますので悪しからず。

為替ボード

為替ボードは複数の通貨ペアの現在の価格やスプレッドを確認するのに有用です。

各社のアプリでの見え方を確認してみましょう。

トラリピ

トラリピの為替ボードです。

シンプルに前日比、最安値、最高値も確認できますね。

IMG_2495


松井FX

松井FXの為替ボードです。

松井FXでは「チャート無」「チャート有」「スワップ」の3種類の表示が選べます。

「チャート有」では1分足チャートが併記され視覚的に値動きが把握しやすいですね。

「スワップ」ではスワップポイントが一覧でき、以外に重宝してます。

「チャート無」です。
IMG_2496

「チャート有」です。
IMG_2497

「スワップ」です。
IMG_2498

トライオートFX

トライオートFXの為替ボードです。

表示はシンプルですね。

トライオートFXの場合、この為替ボード経由でチャートを選択するので最も眼にする機会の多い画面です。

あんまり価格を見るような事はないかなと思います。

IMG_2501

チャート画面

チャート画面はおそらく最もみてる時間の長い画面で、値動きを1分足、1時間足、日足、週足、月足と粒度を変えたり、表示期間を変えたりしながら売買戦略を思案します。

各社のチャート画面を見ていきましょう。

トラリピ

トラリピのチャート画面です。

白い背景が印象的なシンプルな画面です。

設定している若しくは設定しようとしているレンジ範囲が色分けされて表示され、視覚に訴えてわかりやすいです。

ですが正直ほとんどこの画面を見た事はありません。



IMG_2512


松井FX

松井FXのチャート画面です。

2分割、4分割表示にも対応しており、複数の通貨ペアの値動きを確認するのに重有用です。

松井FXでは自動売買設定のレンジや注文の位置などの表示機能はありません。


IMG_2511

トライオートFX

トライオートFXのチャート画面です。

TradingViewを利用した画面となっており、とても使いやすく感じます。

現在の建玉、新規注文、決済注文が表示される為、近く決済されるな、とかレンジをだいぶ外れてきたな、など注文状況を随時確認でき便利です。

また何気に便利なのがクリックした箇所の最安値、最高値が表示される機能と、ピンチする事で時間軸を縮尺できる機能です。

現在のレンジ範囲と過去のレンジや値動き確認するのに便利でとても気に入ってます。

IMG_2510

売買設定画面

肝心要の売買設定画面ですが、トライオートFXとそれ以外の2社は全く別物と言っていいほど違います。

ここでは軽めに画面キャプチャでご確認ください。

トラリピ

トラリピの売買設定画面です。

通貨ペアを選び、売と買のいずれかの売買設定をしていきます。

画面を上から順番に設定するだけで簡単に設定可能です。

IMG_2504


松井FX

松井FXの自動売買設定画面です。

松井FXもトラリピとほぼ同じ感覚で設定できます。

注意点は、トラリピと松井FXではレンジに対する注文数の考え方が微妙に違う為(どちらが良いということもありません)、実際の注文設定で想定した指値(逆指値)になっているか確認しましょう。

IMG_2505

トライオートFX

トライオートFXの自動売買設定画面です。

トライオートFXはトラリピ、松井FXと比べ、とても多機能です。

まさに自動売買の最終形の呼び名に相応しい高機能なものです。

リピート系の自動売買として思いつくどんな売買パターンも設定可能と言えます。

とてもではありませんがここでは語りきれませんので別の機会で説明しますね。


IMG_2506

ポジション一覧画面

現在保有しているポジションを確認することも日々の運用で重要です。

各社のポジション確認画面を見てみましょう。


トラリピ

トラリピのポジション一覧画面「トラリピ管理表」です。

IMG_2507


松井FX

松井FXのポジション一覧画面です。


IMG_2508

トライオートFX

トライオートFXのポジション一覧画面です。

トライオートFXは複数の「売」と「買」の売買設定を一つの自動売買グループとして管理できます。


IMG_2509

運用成績カレンダー

カレンダー形式で収支をレポートする画面です

トラリピといえばこの画面ですが、トライオートFXも類似の画面が利用可能です。

トラリピ

トラリピの成立カレンダーです。
IMG_2502


松井FX

松井FXには類似の画面がありません。

※ただし、2024年夏ごろに「損益カレンダー」もリリース予定のようです(2024/5/9 19:00)

トライオートFX

トライオートFXの運用成績画面です。

IMG_2503

その他比較表

その他比較項目を表にまとめました。

比較項目

トラリピ

松井FX

トライオートFX

運用実績

口座開設

売買設定の自由度

Webサイトの見易さ

アプリの使い勝手

取扱い通貨ペア数

スワップポイント差

スプレッド

取引手数料



結論

2024年9月6日時点のblogminihomerのおすすめするFX自動売買サービスは

トライオートFX
インヴァスト証券「トライオートFX」


です

理由は、ついに手数料が撤廃されたためです。

また、売買設定の自由度の高さやWebサイト・アプリの使い勝手の点は、トライオートFXがおススメです。

最初に触っていただくのは、トライオートFXが最適です!

終わりに


最後まで読んでいただきありがとうございます。

今後もFX取引情報を発信していきます。

宜しくお願い致します。


内容に共感いただいたり、参考になったと思っていただけたら、口座開設頂けると幸いです。

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ー口座開設を画像多めにわかりやすく説明しています。

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ー口座開設を画像多めにわかりやすく説明しています。

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